<これまでの活動記録>

島民と懇談する山本(博)氏(中央)ら=25日 東京・八丈町
公明党離島振興対策本部(遠山清彦本部長=衆院議員)の山本博司事務局長(参院議員)は25、26の両日、東京都八丈町(八丈島)を訪れ、島の活性化へ向けた施策を探った。藤井一都議、山下松邦、水野佳子の両町議、長谷川崇・三宅村議が同行した。

山本氏らは25日、町役場で山下奉也町長と意見交換。山下町長は、島外への通院補助の拡充や看護師不足の解消が必要だと指摘。また、公明党の尽力で6月に成立した改正離島振興法の「『離島特区制度』を活用して島の農業を発展させたい」との見解を示した。

その後、一行は島民との懇談会を開催。参加者からは「島外の複数の病院で治療を受けても高額療養費制度が適用されるようにしてほしい」(菊池久美子さん)、「地元の中小企業が元気になるとともに、若者が働ける場を作れないか」(笹本博保さん)などの要望が上がった。

山本氏は「離島振興法の改正で、幅広い支援が可能になった。町、都、国会議員で連携し、皆さんの声を反映できるように取り組む」と答えた。

一方、山本氏らは26日、地熱、風力発電所を視察し、島における再生可能エネルギーの役割について担当者から話を聞いた。

 (2012年8月27日付 公明新聞より転載)