<これまでの活動記録>

質問する山本(博)氏=14日 参院文科委
14日の参院文教科学委員会で公明党の山本博司氏は、登下校時の児童が犠牲になる事故が多発していることに言及し、「幼い子どもたちが犠牲になった事故でもあり、決してあってはならないことだ」と強調。公明党が通学路の安全対策についての緊急提言を行ったことに触れ、政府の認識をただした。平野博文文科相は「(緊急提言と)同じ考え方のもとで進めたい」と応じた。

また山本氏は、政府が8月末までをめどに全国の各学校現場で行うとしている緊急合同点検や、その結果を受けた対策を実施した場合の費用に関して、地方自治体が予算を新しく付けるのは「大変厳しい現状がある」と指摘。2012年度の予備費の活用や補正予算など「新たな予算措置が必要だ」と主張した。

平野文科相は「事案の重要性に鑑みて、関係省庁と十分協議をして対処しないといけない」と答えた。

同委員会では、劇場や音楽ホールの社会的役割を定義する劇場法案の採決を行い、全会一致で可決した。

 (2012年6月15日付 公明新聞より転載)