<これまでの活動記録>

質問する山本(博)氏=8日 参院厚労、財金審査委
 参院厚生労働委員会、財政金融委員会連合審査会は8日、基礎年金の国庫負担を2分の1へ引き上げる国民年金法改正案について質疑を行い、公明党から山本博司氏が質問に立った。

 山本氏は、同改正案について「年金財政の長期的な安定を図るために重要な改正」と指摘。その上で、「どんな状況になっても、さまざまな財政措置を使って2分の1は堅持していくべき」として、2011年度以降の財源確保に関する政府の見解を求めた。

 舛添要一厚生労働相は、「基本的には消費税を含む税制抜本改革で行う」と返答。ただし、経済が回復せず税制の抜本改革が遅れた場合は「臨時的な措置を行う」として、国庫負担2分の1は恒久化していく考えを示した。

 (2009年6月9日付 公明新聞より転載)