<これまでの活動記録>

 公明党四国夏季議員研修会が13日、南国市内で開催された。これには北側一雄幹事長が、石田祝稔四国方面議長(衆院議員)、山本博司同副議長(参院議員)らとともに出席し、「次の戦い」の勝利に向けて7~8月の活動が重要であるとして、内外にわたる対話運動と街頭演説など活動強化を訴えた。

 研修会ではまず、議員の基本姿勢や活動方針などについて山本副議長、石田議長らから確認が行われた後、あいさつに立った北側幹事長は「『次の戦い』に向けて勝利の因をつくるため、全議員が対話と街頭演説を全力で展開しよう」と、7~8月の活動強化を呼びかけた(要旨は別掲)。

 続く質疑応答では、「公明党のリーダーシップで公務員制度改革を進めてほしい」「介護従事者の報酬アップが保険料の増額につながらない施策を」「療養病床について見直す考えは」「早急な原油高騰対策が必要ではないか」「食料自給率の向上を図るべきだ」といった要望や質問が相次いだほか、「27兆円もの特別会計を削減した公明党の実績と取り組みをもっとPRするべきだ」という意見なども出された。

 重要政策課題の研さんでは、石田議長を中心に長寿医療制度(後期高齢者医療制度)の改善策について学習。石田議長は「公明党の主張によって、低所得者の負担が軽減され、保険料の納め方も口座振替や肩代わり納付などが可能になった」と強調した。
 また、障害者自立支援法における利用者負担と介護サービス事業の事務負担の見直しについても山本副議長を中心に研さん。山本副議長は「低所得者に配慮して負担軽減が行われた。介護業務も事務手続きなどを簡素化した」として具体的な内容を紹介した。

 このほか各県の代表が活動報告を行ったほか(要旨は別掲)、北側幹事長を囲んでの県幹事長会、女性議員懇談会も開かれた。
 『北側幹事長あいさつ(要旨)』
 『各議員の活動強化を力説』
 一、次期衆院選は断じて勝利しなければならない。そのためにも、今年の夏の活動が非常に重要になる。今だからこそ、党員・支持者との対話や地域への党勢拡大にじっくりと取り組める。
 一、内外にわたる積極的な対話運動、党を発信していく街頭演説の二つの活動が特に重要だ。この夏は全党を挙げて徹底的に取り組んでいきたい。どうか、議員一人一人が歩きに歩き、語りに語って、「次の戦い」の勝利の因を積む夏にしてほしい。
 一、原油高騰に対する喫緊の対応として、中小企業への金融支援や福祉ガソリンなどの措置を検討していく。中期的な課題としては、日本が先頭に立って思い切ったエネルギー革命を進めることが必要だと思う。官民挙げて新たな技術開発をしていくべきだ。
 一、食料自給率の向上も大きな課題だ。耕作放棄地を意欲ある若者が借りて、農業に従事できる仕組みづくりなども考えられるのではないか。公明党としても、環境、農業政策の転換に向けてしっかりと取り組んでいきたい。

 (2008年7月27日付 公明新聞より転載)