お金をチャージ(前払い)してある交通系ICカードをタッチするだけで、鉄道などの改札を通過できる。こうした今や当たり前になっている光景が、障がい者にとっては当たり前になっていない。

運賃の障がい者割引を受けるには、毎回、窓口で障害者手帳を提示し、駅員などに確認してもらう必要がある事業者が多いからだ。現状の打開に向け、障がい者用ICカードの導入が始まっています。

障がい者用ICカード発行など交通バリアフリーの充実へ、公明党は2019年11月DPI日本会議など4団体と共に当時の赤羽国土交通大臣に要請するなど繰り返し申し入れしてきました。
私も同席しその後もずっと支援してまいりました。

昨年6月に、赤羽大臣が省内各局に対し、障がい者用ICカード導入など4項目の大臣指示を行うなど、推進する動きが加速。昨年12月成立の21年度補正予算には、導入に必要なシステム整備の支援などが盛り込まれました。