15日夕方、フードバンク提供促進の先進的な取組みを竹谷としこ参議院議員と地元の根木一早島町議と岡山県早島町の(株)ハローズ本部を訪問。

(株)ハローズの取組みは、第6回食品産業もったいない大賞の農林水産省の食料産業局長賞を受賞。

佐藤利行社長・太田室長・塩見取締役らから会社慨要・CSR経営・先駆的取組みの説明を受け、意見交換。

【フードバンク提供促進の先駆的取組み】

  1. 先進性・独自性
    ・従来の提供方法を新しい方法に変更
    ・提供側・引取側の経費・時間大幅削減
  2. 地域性
    ・店舗のある広島・岡山・兵庫・愛媛・香川・徳島の8フードバンクに提供
    ・同じエリアの30ちかい子ども食堂にも提供
    ・岡山県の同業スーパーは80%近くが参加
  3. 継続性
    ・平成27年3月から提供開始。 店舗で廃棄伝票起票済商品(簿価ゼロ)なので継続的に提供可能
    ・毎月4トン提供で数量拡大中
  4. 経済性
    ・店舗近隣の各施設(障害者就労支援事業所A型・B型 子ども食堂等)の直接引取なので、輸送費・時間など大幅に節約
  5. 波及性・普及性
    ・全国の各スーパーにフードバンクへの協力の要請、又各食品メーカーへの要請
  6. 地球温暖化防止・省エネルギー効果
    ・CO2削減 76t ハローズモデルによるFBの経費削減効果(FB愛媛)

【ハローズ会社慨要】

ハローズは中四国・近畿6県にまたがる瀬戸内商勢圏(広島・岡山・香川・愛媛・徳島・兵庫)の主要都市に店舗網を配置したスーパーマーケット。
売り場面積600坪型の24時間営業82店舗。従業員1040名。(臨時雇用3277名)
中期計画2020年100店舗1500億円。長期ビジョン 180店舗、3000億円構想。
(食品小売業としての使命)食の安全・安心 食の安価提供 食の安定供給 食を通して社会貢献

大変感銘を受けた視察となりました。ハローズモデルが全国展開出来るよう努めてまいります。