6日午後、国立新美術館の1階展示室にて開催されている「ここから3―障害・年齢・共生を考える5日間―」展を見学。

主催は文化庁で、平成28年10月から開催し、本年で3回目。今回は「障害・年齢・共生を考える」をテーマとし、年齢については「エイジ/レズ」をサブキーワードに。
また「障害者週間」と会期を重ねることで、共生社会を考える機会となるよう企画されました。

村田善則文化庁次長、林洋子参事官らの案内で見学。

3つのパートに分かれています。

1. ここからはじまる (生きる・つくる・アートの原点に触れる)
・障がいのある人の創作活動。パワーと繊細さに驚きます。

2. ここからおもう(多様な「エイジ/レス」を描くメディア芸術
・マンガ、アニメーション、メディアアートなどのメディア芸術作品から、テーマである「年齢」や「生きること」と結びつくようなマンガやアニメーション作品が展示されています。
・視覚障がいの方などが直接触れて作品を理解できる「触図(しょくず)」(凹凸が浮き出る特殊なインクを用いてマンガを印刷)も面白いです。

3. ここからひろがる(「いまのわたし」が感じる世界)
・「触れて感じる力」を使って空間を知覚するプロジェクト。私も体感。不思議な感覚です。

障害者週間に是非ご来館下さい。(下記内容) 

会期:12月5日から12月9日まで。 入場:無料
開館時間:水・木・金 10時~18時、金・土 10時~20時
場所:  国立新美術館 1階展示室1A(東京・六本木)