香川県直島での行事を終えて、瀬戸大橋を渡り岡山県総社市へ。(9日)

障がい者千人雇用事業に取組んでいた総社市が目標だった就労者1000人達成し、市民会館にて記念フォーラムが開催されました。
谷合参議院議員と地元総社市の頓宮美津子副議長・岡崎享一市議、四国の三豊市水本真奈美市議等と共に記念フォーラムに出席。

第1部は障がい者千人雇用事業の紹介と事業所の取り組み紹介。

第2部は片岡市長、来賓挨拶、紹介。
 パネルディスカッション「障がい者雇用の未来について」
(パネリスト)加藤勝信一億総活躍担当大臣、橋本岳 厚生労働副大臣、流王雄太岡山大学病院精神科神経科医師、
(コーディネーター)片岡聡一 総社市長

終了後、片岡市長と全国から参加した公明党地方議員やNPO法人おやじりんく金子代表理事らと意見交換しました。

参加地方議員は、さいたま市から2人の市議(斉藤健一・武山広道)、大阪市から3人の市議(島田真理・佐々木哲夫・永井広幸)伊丹市から2人の市議(山本恭子・里見孝枝)と地元総社市議ら。

総社市の取組みが全国に波及する為に、様々な角度からの意見交換を致しました。

片岡市長は6年前平成23年「障がい者千人雇用」を打ち出しました。
総社市の人口約6万8千人。障がい者(知的、身体、精神)は3152人。その内18歳から65歳1200人の内、就労している人は180人。後の1020人はどこにいるのか?
家でひっそり暮らしている人たち1000人を社会に呼び込んで働いてもらおう・参加してもらおうと思って「1000人雇用する」と宣言。「殿ご乱心」みたいな事を言われ続けてきましたが、6年間で28の事業所等立ち上げ、1003人(就労継続A型、B型含む)の就労が進みました。これにより、障がい者を含む多くの世帯が生活保護から脱却し、自立の道が拓けたそうです。

「千人雇用が達成できたら、人口10万以下の全国813ある市や他の自治体もあちこちが「うちもやる」と手を挙げるようになる。そうなったら障がい者の居場所は絶対変わる。そう信じているんです。」と熱く語る片岡市長。私もこの間、総社市を訪問したり、何度も市長と意見交換を進めてまいりました。

(2013年 総社市 片岡市長訪問ブログ)

障がい者千人雇用に取り組む総社市、市長と懇談(岡山県総社市)

総社市の片岡市長と懇談。市の取り組む「障がい者千人雇用」の取組みを伺い、障がい者施策について意見交換を進めました。 「障がい者千人雇用」とは、平成23年から27年ま…

具体的な取組みとして

  1. 障がい者千人雇用委員会の設置
  2. 総社市障がい者千人雇用推進条例の制定
  3. 就労支援ルームの運営
    ・福祉から就労めざし、ハローワークとの協同により、ワンストップで付添型の綿密な支援
  4. 総社市障がい者千人雇用センターの設置などです。

フォーラム終了後も、総社市の職員の方々ともお話を聞かせていただきました。総社市の取組みは、地方の障がい者就労のモデルとして大変参考になると思います。障がい者就労がさらに前進するよう全力で取組んでまいります。