夜は懐かしいIBM箱崎事業所へ。18時30分からBBJ社会貢献イベントと共同開催のIBM社員向けイベントである「元気が出るセミナー」に参加しました。(2日)

今回の講演者は、熱中小学校を日本全国にある廃校された小学校を再び学びの場とする「熱中小学校」(PTA会長 北城恪太郎)の用務員でオフィスコロボックルの代表でもある堀田一芙さん。慶應大学の先輩でもあります。

「もう一度7歳の目で世界を!新しい地方創世の起爆剤となる熱中小学校の挑戦」というテーマで熱く語っていただきました。

会場は200人近いIBM現役メンバーとOBさらにネット中継192人参加で大盛況でした。

熱中小学校は2015年10月に山形県高畠市で最初の学校が開校し、2016年8月には福島県會津、9月には富山県高岡、2017年1月には東京都八丈島と続き、2017年の4月には、北海道十勝、宮崎県小林、徳島県上坂と3校同時に開校予定で、新しい形でも地方創世のモデルケースとして全国に展開中です。

また地方だけでなく、10月には東京、墨田区のすみだ北斎美術館に、もう一度 学びたいと思う社会人の為の学校というコンセプトで東京分校も開校します。

「地方創生は人づくりから、他力創発、地方との共生、クラウド・動画・SNSを活用、働き方革命、人の成長のために働く等など。」出口戦略までのビジョンをもち、大胆な発想と行動力・情熱あふれる堀田さんの話しに強く引き込まれてしまいました。全国で取組む、地方創生の大いなるヒントになりました。

講演後は懇親会でさらに詳しくお話しを伺う事もできました。全ての県に熱中小学校を目指されており、中国四国の未設置県の自治体に働きかけてまいります。ありがとうございました。

熱中小学校ホームページ
https://www.necchu-shogakkou.com/

熱中小学校東京分校紹介動画
https://www.youtube.com/watch?v=C-Uw3XzoTdw

【講師、堀田一芙さんご経歴】

オフィス・コロボックル代表
1969年3月、慶應義塾大学経済学部卒業。同年4月、日本IBM入社。1976年、米インディアナ大学大学院経営学部修士課程卒業。日本IBMにおいてPC販売事業部長、ソフトウエア事業部長、ゼネラルシステム事業部長など常務取締役として歴任した。2007年9月、富士ソフトに副会長(業務系事業本部統括)として入社、現在、内田洋行顧問、サイバネットシステム取締役。2011年の震災を機にオフィス・コロボックル創始者として、東京赤坂、福島県会津地方にオフィス・コロボックルを展開。山形県高畠町をスタートとして日本全国に熱中小学校を展開中