本日(3日)は臨時国会を終え、高松市の国立ハンセン病療養所・大島青松園の夏祭り出席のため、飛行機と官用船で大島へ。大島では、大島青松園で亡くなった皆様へ、深い哀悼の祈りをささげさせていただきました。

夏祭りは故郷との繋がりが少ない入所者の方々にとって、ふるさとの子どもの頃の思い出がよみがえる数少ない行事として、大島青松園主催で毎年行われています。

素晴らしい天候の下、大勢の皆さんが集われました。公明党から愛媛県木村誉県議・今治市谷口芳史市議・松山市清水尚美市議・東温市近藤千枝美市議・八幡浜市佐々木加代子市議も参加。

大島青松園の新盛園長・入所自治会の森和男会長の挨拶の後、来賓として飯泉徳島県知事らが挨拶。その後夏祭りのスタートです。本格的な阿波踊り・高知よさこい踊り・讃岐民謡「一合まいた」など故郷の踊りが続きます。

愛媛県西条市出身の盲人会磯野会長と再会。磯野さんとは、議員になる前候補の時、2007年4月に今治の白石さんと共にお会いしました。以来毎年青松園に来島の時に交流させていただいています。昭和17年10歳10か月、小学校5年生の時に愛媛県から大島青松園に入所された磯野さん。以来73年以上。ハンセンの隔離・差別の歴史の中で、盲人会長として皆に希望の光との思いで行動されています。来月で85歳大変お元気です。

長尾元園長夫妻や地元の庵治地域の方々、愛媛県から来られた白石さん達など多くの方々と交流を深める事もできました。自然の素晴らしい景色で、すぐそばから見る打ち上げ花火は華麗で、心洗われます。

いつも大島に来るたびに厳粛な思いと共に人間としての原点に戻ります。謙虚な気持ちでこれからも邁進してまいります。ありがとうございました。