高松市内にある社会福祉法人ポム・ド・パンが運営する知的障害者支援施設 ウインドヒルを訪問。(6日)埼玉県からNPO法人おやじりんくの金子理事長らが同行。

法人の松原理事長・管理者の松原正子さんと障がい者福祉で懇談。松原理事長は香川県の自閉症協会会長も兼務されています。

自閉症児・者をもつ保護者が中心となり平成7年「施設設立発起人会」設立後、平成15年法人化。翌平成16年12月に長年の悲願であった自閉症支援の専門施設”知的障害者更生施設ウインドヒル”が高松市三谷町の丘の上に完成。現在入所が50人(住居塔は1ユニット9人の個室)、ケアホーム「風見の家」に9人です。

また就労継続支援B型事業所・生活介護の現場を見学。
B型ではうどんの箱作りで頑張る利用者。月額3万円と全国平均の2倍の工賃に驚きました。生活介護においても利用者の障がいの重さに応じた支援の作業・療育に工夫されておられます。今国会において成立した改正障害者総合支援法・改正発達障害者支援法の内容について話させていただき、意見交換もいたしました。今後とも発達障がいを含む障がい者施策に全力で取組んでまいります。

ポム・ド・パンについて(ホームページより掲載)

フランス語で松ぼっくりの事。ウインドヒルの建つ丘には、時折、松ぼっくりが転がっている。松ぼっくりは、松の木の生命である種子が住んでいる家。ここで、大切にはぐくまれ、また、次の生命を生み出していく。
一年中緑の葉をつけ、砂地でも荒地でもしっかりと根をはり、大きく枝を広げている松。その生命をしっかりと包み込んでいる松ぼっくり。社会福祉法人「ポム・ド・パン」も強く・大きく・たくましく!そして、小さな一つひとつの生命をはぐくむ、そんな暖かな場所。