3月20日から始まった瀬戸内国際芸術祭2016は瀬戸内海に浮かぶ12の島々を中心とした芸術祭ですが、もうひとつ香川県の山間部を舞台の芸術祭があります。

本日はその主舞台となる香川県綾川町内の旧枌所小学校を訪問。近くにある竜雲学園の村上施設長と共に「かがわ・山並み芸術祭2016」実行委員長の倉石文雄香川大教授・綾川町エリアキュレーター浅見俊哉氏(写真作家・デザイナー)らと懇談しました。

「かがわ・山なみ芸術祭2016」は、香川県の山間部を舞台とし、エリアの特性を十分に引き出しながら、地域、アーティスト、行政の願い力を結集し4月9日から11月13日まで下記内容で開催の予定です。3市2町(高松市・観音寺市・三豊市・綾川町・まんのう町)のエリアで、地元在住の美術家と地域社会が主体となった民間主導によるボトムアップ型の催しで、100人のアーティストが参加。浅見さんや田村香織さん(衣裳家)も関東からの参加です。

今回 2 回目の開催となる「かがわ・山なみ芸術祭2016」は綾川町エリアからスタートします。浅見さんから概要など伺い、準備されている現場を見学しました。

                                                                        
『“今”との対話―Dialogue with Now―』というテーマの下、約30組のアーティストが滞在制作します。地域の人々と関係性を構築する手段として「芸術祭通貨―LiFE―」を導入。アーティストと地域の人の「創造力」が循環する仕組みをつくります 。障がい者の施設である竜雲学園の方々も参加されます。
                                     
会期は、4月29日(金)〜5月22日(日) 。場所は、香川県の山間部、綾川町、、旧枌所小学校及び周辺野外、竜雲学園他。   

「地方創生と芸術、大学の役割と人材の育成、地域との交流と定住への課題など貴重なご意見を伺いました。今後の施策につなげてまいります。

かがわ・山なみ芸術祭2016開催概要

名  称  かがわ・山なみ芸術祭2016 瀬戸内国際芸術祭2016パートナーシップ事業

第2回展テーマ

「人をつなぐ 時をひらく」
Connect the people, Cultivate the future

会期

2016年4月9日(土)~11月13日(日)
綾川町エリア/2016年4月29日(金)~5月22日(日)
観音寺市大野原町エリア/2016年5月15日(日)~5月29日(日)
まんのう町エリア/2016年9月17日(土)~10月8日(土)
高松市塩江町エリア/2016年10月29日(土)~11月13日(日)
三豊市財田町エリア/2016年10月29日(土)~11月13日(日)