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山口県周防大島町の松井町議と共に、周防大島の日前港から町営船「ひらい丸」にて浮島(うかしま)へ。
約16分で樽見港へ到着。86番目の離島訪問となりました。(21日)

浮島は、周防大島町日前の北約5kmの瀬戸内海に浮かぶ島で、人口225名(100世帯)。
島の大部分は瀬戸内海国立公園の区域に指定されていますが、周辺の眺めも素晴らしく、柱島群島をはじめとする大小たくさんの美しい島々を望むことができます。島内には、島の南側に江ノ浦、北側に樽見の2集落があり、それぞれ漁港や集会所が整備されています。
島の周囲は、好漁場となっており、イワシ、タチウオをはじめとする多くの魚が水揚げされており、またイリコの加工場がたくさんあり、浮島産のイリコの味は絶品との評判です。

島の婦人会の方々との島民懇談会を開催。生活の根ざした様々な要望を伺いました。

  1. 水不足への対応。
    • 現在井戸水の活用だが、イリコ(煮干し)の加工製造時期(6月~11月)に大量の水を使用するため、渇水時期に節水の呼びかけ・止水・給水制限、本土からのタンクによる海上輸送をしている。また塩分濃度が高く、温水機器の不具合や各家庭配水に支障をきたしている。との強い声をお聞きしました。
    • 対策として、簡易水道海底送水事業(約2.9キロ)約7.1億円(漁業集落環境整備事業)を今後、町と連携して、予算確保など国の支援を進めてまいります。
  2. 島で老後が住めるように、デイサービス・ショートスティ・配食サービス等の介護支援サービスを
    • 全国共通の課題として介護サービスが行えるように対応を進めてまいります
  3. 若い人がI・Uターンなどで島で働けるような産業・住宅などの支援を。
    • 離島活性化交付金で漁業(イリコなど)の輸送費支援で現在半分支援をしていますが、さらに拡充し、住宅対策等に支援策を検討していきます。

その他、子育て支援、津波防災対策など貴重なご意見を伺いました。お伺いした要望について、松井町議と連携しながら対応してまいります。