聴覚障がいの方々の要望


手話での会話


岡山県聴覚障害者福祉協会の方々


岡山県聴覚障害者福祉協会(中西会長)らから要望を伺う。
田尻岡山市議が同席。

(下記主要な要望)

1.手話通訳制度の拡充
・地域の格差是正
・岡山県全ての自治体に手話通訳者の設置(6市12町村未設置)
・手話通訳者の身分保障(設置している9市のうち8市が非常勤)

2.聴覚障がい者高齢者への福祉サービスの充実
・聴覚障害者専用特別養護老人ホームは全国7か所のみ
・ディサービスや入所施設で孤立しがち、訪問介護も手話のできるヘルパーがいない

*NPO法人岡山聴覚障害者支援センターの土屋さんから高齢者の聴覚障がい者の状況や現在、ろう高齢者の集いなど開催している取組みなど伺う。

3.災害時の24時間体制の整備
・音声による情報が入らないため、緊急時の対応が遅れる
・聴覚障がい者の防災マニュアル・ガイドラインを作成し整備を

4.情報・コミュニケーション法の制定
・聴覚障がい者の情報アクセスと手話によるコミュニケーションを保障

5.障害者権利条約批准と国内法整備

6.障害者差別禁止法の制定

障害者総合支援法の修正で公明党が手話制度拡充の内容を反映させた点や障がい者施策の公明党の取組みをお話しする。

本日お伺いした切実な声を、今後の国の施策に反映し、県・市での対策も進めてまいりたい。