地元からの要望


命を守る道路の要望について意見交換


午後、八幡浜市大城市長・大洲市清水市長・山下伊方町長が要望書を持って事務所に来訪。下記要望書をいただき、意見交換。

地域高規格道路(大洲・八幡浜自動車道)の早期整備の要望。

①四国で唯一の原子力発電所である四国電力伊方発電所が立地する当地域では、半径10キロ圏内に16500人。半径20キロ圏内には48,800人が生活している。

福島原発の同等の事故が発生したさい、地域住民が緊急かつ大量に避難する必要がある。しかし避難路としての国道197号、海岸線の国道378号が想定されるが、いづれも一般道であるため、信号、交差点などがあり、耐震性、津波の影響を考えた場合避難道路としての機能を失い、緊急時の大量避難という点で大変不安である。

②さらに今後発生が確実視されている東南海・南海地震が発生したさいの津波想定では、市街地を含む一般道路は被災する危険性があり、避難路としてそして復旧のための輸送路としての救援ルートが寸断する危険性がある。

東日本大震災の検証を踏まえ、「命」を守る道路の必要性を主眼に、伊方原子力発電所の避難路などの早期整備として、東南海・南海地震対策としてもこの地域高規格道路は必要である。

【具体的要望】

1.夜・昼大洲西道路(仮称)大洲市北只~八幡浜市郷の25年度補助事業化

2.八幡浜道路(八幡浜市郷~大平)の整備促進
(八幡浜市市街地部の交通渋滞の回避のため:23,392台/日)

3人の首長から状況を伺い、意見交換。私の実家も10キロ圏内。故郷の方々の命も守る道路の整備促進に取り組んでまいりたい。