<これまでの活動記録>

住民の健康対策について意見を交わした党プロジェクトチーム=21日 参院議員会館
公明党の放射線による健康への影響に関するプロジェクトチーム(PT、座長=加藤修一参院議員)は21日、参院議員会館で、福島県健康管理調査検討委員会で座長を務める山下俊一・長崎大学大学院医歯薬学総合研究科長と、原発事故に伴う住民の健康対策について意見を交わした。

山下氏は、今後の福島県民の健康調査について、概要を説明した。また、放射性物質に関する正確な情報発信の必要性を指摘。「(大気など)環境中には(放射性物質は)ほぼない」と強調する一方で、国民の不安解消のため、線量計の配布が重要などと述べた。

山口那津男代表は、「(放射性物質に関する)正しい認識の下、被災者支援に全力を尽くす」とあいさつ。加藤座長は、長期化が見込まれる健康調査について、後押ししていく考えを表明した。

 (2011年6月23日付 公明新聞より転載)