<これまでの活動記録>

意見交換する党厚労部会=1日 参院議員会館
公明党の厚生労働部会(渡辺孝男部会長=参院議員)は1日、参院議員会館で会合を開き、厚生労働省が全国の病院と分娩を扱う診療所を対象に実施した「必要医師数実態調査」の結果について、意見交換した。

同調査結果によれば、回答のあった全国の医療機関で働く医師数は約16万7000人だが、診療機能を維持するために医療機関側は、さらに約2万4000人必要で、現状の1.14倍の医師数にすべきと考えていることが判明。さらに都道府県別に見た場合、必要医師数は、岩手県で現在の1.40倍、青森県で1.32倍などと、地域によって医師不足が深刻になっている実態が明らかになった。

参加者からは「この調査結果をさらに詳しく分析し、自治体の地域医療の再生計画につなげられるように取り組むべきだ」との意見が出された。

 (2010年10月2日付 公明新聞より転載)