台風あけの青空


台風18号が上陸。早朝から雨と風が激しい。しかし9時を過ぎると雨もやみ、青空が見え始める。

午前中、厚生労働部会、障がい者福祉委員会合同会議が開催され、「精神保健医療福祉の更なる改革に向けて」とのテーマで厚労省からヒアリングを受ける。

午後から両院議員会議。山口代表の下、意見交換を進める。


年金制度の勉強会


14時30分から「企業年金制度の勉強会」を主催。
兵庫県のタクシー協会のある厚生年金基金がバブル崩壊後、財政悪化で解散し、その後加入事業所が倒産などにより整理され、債務が残りの加入事業所へ添加され、負担増を招く事態が発生している。こうした対応や同じように運輸・繊維業界など厚生年金基金制度の改善が求められている。
厚労省からヒアリングを受けながら、意見交換。今後勉強会を重ね対策を進める事を確認する。


厚生労働部会・青年委員会合同視察


小川施設長の説明


16時30分厚生労働部会(渡辺部会長)・青年委員会(谷合委員長)合同視察として、「特別養護老人ホーム ハピネスあだち」を訪問する。小川施設長から概略の説明を受け、施設内を見学させていただく。


多目的ホール見学


5階から見学。敬老会など行事を行う、多目的ホールや研修センターが充実されている。


ユニットケア型の特別養護老人ホームゾーン


2階から4階は生活の場であるユニットケア型の特別養護老人ホームゾーン。10個室を1ユニットで明るく、清潔感のあるスペース。利用者の皆さんもお元気で個別ケアを通じてイキイキとされている。

1階はデイサービス(35名)・ショートスティ・ケアステーション・地域包括支援センターがあり、地域交流スペースもあり、地域のコミュニティの拠点の役割を果たしている。

全室個室の150名ユニット型特養では国内最大。公募での入札で平成18年4月開業。若い方をはじめ、介護の現場を大事にされている。特に介護従事者の待遇・研修も充実され、「キャリアデザイン」導入で安定した職員確保に努められ、利用者のサービス向上に寄与されている様子が施設内や働いている方々の姿から実感する。


特別養護老人ホーム ハピネスあだち


看取り・介護従事者待遇改善・キャリアデザイン・地域との連携・医療・報酬単価など様々な点から意見交換を進めた。公明党として介護の総点検運動を推進する予定だが、示唆に富む貴重な視察となった。