<これまでの活動記録>

 公明党食の安全推進委員会(渡辺孝男委員長=参院議員)は10日、参院議員会館で、講師に実践女子大学生活科学部長の田島眞教授を招き、「食品表示制度の現状と問題点」と題する講演会を開いた。渡辺委員長と谷合正明事務局長(参院議員)、大口善徳、高木美智代両衆院議員、鰐淵洋子、
山本博司両参院議員が参加した。
 田島教授は、このところ続出している食品偽装事件の多くがJAS法(農林物質規格化・品質表示適正化法)違反にかかわる問題である点について、その背景と現状の不備などについて解説し、食品衛生法に基づく添加物表示の問題や期限表示の問題にも言及した。講演後、田島教授と参加者は、トレーサビリティー、食品安全委員会の役割の強化、消費者への損害賠償制度の必要性などについて意見交換した。

 (2007年12月12日付 公明新聞より転載)