高松駅より岡山を経由して鳥取へ。鳥取県の漁業に従事されている方々(鳥取県漁協協同組合)を6箇所、鳥取の日本海沿岸全域を鳥取県銀杏県代表と共に視察・懇談を続ける。鳥取県漁業協同組合は組合員数1409名。年間漁獲金額は約80億円の規模。
最初は鳥取県漁業協同組合 網代港支所(岩美郡岩美町)生越支社長を訪問。沖合・小型底曳網漁業で従事されている方々と懇談。赤カレイ等の漁場だそうだ。①油の高騰・海外の安い魚の輸入による魚価低迷による生活の不安定。②若手・後継者が育たない現状③韓国漁船等漁場への進入・越前くらげ対策などの課題を話される。そして是非水産業の理解ある政治家を期待された。地元岩美町芝岡町議と共に支所前で生越支社長と記念の写真を撮る。



その後賀露町にある鳥取県漁業協同組合賀露本所を訪問。同じく底曳網漁業に従事されている方々と懇談。松葉かにで大変有名な地域である。賀露や網代は日本海の強風や荒波でしけが多く海に行ける日が少ない為、大変との事。さらに鳥取市気高町の浜村支所・東伯郡泊支所で同様に漁師の方々と懇談。沿岸漁業に従事されており、底曳網漁業と比べ、さらに小型の船で従事されており、課題もさらに深刻。農業と比べ、収穫の見通しが立たず、生活が不安定。タンパク源確保のもっともいい魚(漁業)をもっと国が支援して欲しい旨要望される。西伯郡大山町の御来屋支所・米子市の淀江町の淀江支所にも訪問。Ⅰターンなどでここ数年若い方の従事が増えた御来屋支所。キス等の収穫で活気のある淀谷支所。どの漁協も真剣に知恵と工夫をしながら漁業を守り、支える姿に深い感銘を受けた。各場所でお訴えした事は「私も愛媛県の漁港町の八幡浜で生まれ、海を見ながら育ち、漁師としてまた魚市場等で従事する同窓生も数多くおり、今皆さんと同じように厳しい現状です。水産業は日本のタンパク源確保にとって大事であり、生命線です。日本の自給率を上げる為にも皆様の声を国政に届け、反映してまいります。」と。都市型政治家が多い中、本当に今の水産業の方々の気持ちが分かり合える政治家になる事を深く決意する。