核なき世界へ共に行動/G7サミット、歴史的な意義大きい/被団協で山本(博)氏が訴え

核なき世界へ共に行動/G7サミット、歴史的な意義大きい/被団協で山本(博)氏が訴え

 公明党原爆被害者対策委員会の山本博司委員長(参院議員)は22日、参院議員会館で日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の集会に出席し、あいさつした。

 山本氏は、5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)で各国首脳が平和記念資料館(原爆資料館)を訪れたことに言及し、「世界の為政者が被爆の実相に触れ、共有できた歴史的な意義は大きい」と強調。被爆の実相の若い世代への伝承などの取り組みを進め、「核兵器のない世界をめざし、被団協と共に行動していく」と訴えた。

 これに先立ち山本氏は、日本被団協から被爆者らの支援などに関する要請書を受け取った。

2023年06月23日 公明新聞 2面