2日午前、荒川区内の三芳建設(株)を地元松田智子区議と訪問。
南雲史成社長と「障がい者文化芸術・バリアフリー演劇など」で懇談。東京演劇集団風の浅野佳成芸術監督、栗山友彦代表補佐が同席。
浅野氏とは障がい者文化芸術推進法の成立(2018年)や全国でのバリアフリー演劇上演などずっと交流があり、南雲社長を紹介いただきました。

南雲社長は日大芸術学部卒。日大芸術学部時代に浅野さんの下で学び、浅野さんの設立した東京演劇集団風に入り、演出家として活躍。
現在、三芳建設(株)社長として新たなステージで活動されています。

以前からバリアフリー演劇に触れていた南雲社長は、東京荒川ロータリークラブのメンバーとバリアフリー演劇を鑑賞。そして2024年5月、東京荒川ロータリークラブ主催(荒川区共催)でバリアフリー演劇「ヘレンケラー」を上演。特別支援学級の子ども、視覚・聴覚障がい者、重度障がい者や乳幼児や小学生、専門学校の生徒など約750名が観劇しました。
大きな感動が生まれ、今年もまた2025年5月24日には「Touch ~孤独から愛へ」を上演の予定です。

「共生社会への取組みなど」意見交換。今後の施策に活かしてまいります。ありがとうございました。

【浅野 佳成氏 プロフィール: 東京演劇集団風 芸術監督/演出】

1987年、東京演劇集団風創立。99年拠点劇場“レパートリーシアターKAZE”を設立し、芸術監督を務める。代表作としてチェーホフ作『かもめ』『三人姉妹』『桜の園』、ブレヒト作『肝っ玉おっ母とその子供たち』『マハゴニー市の興亡』『バールの賛歌』、ベケット作『ゴドーを待ちながら』などの演出を手がけている。2003年には、日本におけるレパートリーシステムの確立を目指し、〈ビエンナーレKAZE国際演劇祭〉を開催。同時に、青少年を対象とした全国巡演公演に力を注ぎ続け、松兼功作『ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち』、ライル・ケスラー作『Touch~孤独から愛へ』、サン=テグジュペリ作『星の王子さま』などの作品を上演。2006年フランス文化勲章・シュヴァリエ賞を叙勲(日本の子どもたちに対する『星の王子さま』の上演の功績と、日仏を繋ぐ上演活動に対して。)