「2023年第17回KHJ全国大会in千葉~KHJ全国ひきこもり家族会連合会・実践交研修」が千葉県千葉市で4日、5日と開催されます。

私は初日の4日に出席しました。公明党から井上謙一郎・相澤孝・岡部千鶴の3人の広島県議、太田哲松江市議、太田幸伸松山市議が参加。

KHJ全国ひきこもり家族会連合会は、1999 年に設立.。現在では 全国規模のネットワークを持つ唯一の当事者 団体(家族会)として、活動をしています。
2007年以来取り組んでいるひきこもり支援。全国大会は2008年から毎年出席しています。

今回の大会テーマは「それぞれの人権が守られる社会へ」。

開会式では、大会実行委員長 千葉県なの花会 藤江幹子理事長の開会宣言、藤岡清人・山本洋見共同代表の挨拶の後、来賓を代表して挨拶しました。(下記挨拶の主旨)

皆さん今日は。公明党の参議院議員の山本博司でございます。2023年度第17回KHJ全国大会in千葉の開催、誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。

全国大会には2008年から毎年出席させていただいています。今回の全国大会の実行委員長である千葉なの花会 藤江さんとは同じ郷里愛媛県の隣町です。

ひきこもり支援につきましては、2007年地元の香川県・愛媛県のKHJ家族会の方々から切実な声をお聞きして以来、国会でも何度も取り上げ、17年間ずっとKHJ家族会の皆さんと共に歩んでまいりました。また2020年、21年と厚生労働副大臣として医療・福祉、ひきこもり支援も担当。KHJ家族会の方々との意見交換会を行う等、ひきこもり支援が国の骨太の施策としても明記されました。
そして孤独・孤立対策に位置付けられ、各省との連携が進められる中、「孤独・孤立対策推進法」も成立し予算も大幅に増額。支援策が拡充されています。地域の複合的課題や制度の狭間を地域で支え合う地域づくりにやっと光があたってまいりました。

今回の全国大会は、「それぞれの人権が守られる社会へ」をテーマで2日間にわたり全国から集われての大会と伺っています。ひきこもりに関する知識や、その理解と対応など、20年以上に亘り培った経験を持つKHJ全国ひきこもり家族会連合会の皆様の果たす役割はますます重要となってまいります。

まだまだ地域の格差など課題は山積しています。こうした地域格差の是正など進める為にも「ひきこもり支援の法整備」は必要と考えます。
公明党3000名のネットワークで各自治体との連携を進め、家族会の皆様と共に寄り添う支援に全力で取り組んでまいります。

最後にKHJ全国大会開催にあたり、ご尽力された皆様に感謝を申し上げ、開催の大成功と貴会の益々のご発展を祈念して、ご挨拶といたします。本日はおめでとうございました。