障がい当事者のニーズをより的確に捉えた支援機器開発の機会を創出すべく、ニーズ(使う人)シーズ(作る人)のマッチング交流会・障害者自立支援機器「ニーズ・シーズマッチング交流会2022」が14日、東京都立産業貿易センターにて開催され、公明党障がい者福祉委員会で視察致しました。輿水・日下・吉田衆院議員、宮崎参院議員らが参加。

厚生労働省 障害者自立支援機器等開発促進事業「令和4年度ニーズ・シーズマッチング強化事業」の一般公開で主催は公益財団法人テクノエイド協会です。
テクノエイド協会 黒岩常務理事、五島企画部長らの案内で見学。

交流会では、開発や改良等を行う機器の展示を行うと共に、障がい当事者と企業・研究者・政府系の研究開発支援機関等が一堂に会し、体験や交流を通じて、良質な支援機器の開発、この分野への新規参入の促進を図ります。東京会場は70社が出展。

1.【分野】身体障害(肢体不自由)【製品名】「指伝話コミュニケーションパック」【企業名】(有)オフィス結アジア
【製品概要】  
・iPadで使用するコミュニケーション支援アプリとコンテンツ。
・画面に表示されたカードを選択し流ちょうな合成音声でお話を出来る。
・SNSやメールの送信、外部機器と連動し、エアコンやテレビの操作などカードを選択することで行うことが出来る。
・画面を指でタップする操作のほかに、マウスやトラックパッド、音声コントロール、視線入力などにも対応。

2.【分野】 身体障害(肢体不自由)【製品名】 AI制御による表現力豊かに歌える歌唱型人工咽頭【企業名】電制コムテック(株)【対象対象者】 咽頭がん等により咽頭を摘出された方
【製品概要】
・歌唱型人工咽頭とその補助装置である音符入力装置から構成される
・咽頭を摘出された方が再び歌うことが可能