一般社団法人 発達障害ネットワーク(JDDネット)市川理事長、 日詰 正文副理事長(独立行政法人国立重度知的障害者総合施設のぞみの園事業企画局研究部部長)法政大学 現代福祉学部 佐野竜平教授、高木美智代 JDDネット顧問(前衆議院議員)らが国会事務所に来訪。(⒙日)

市川理事長、佐野先生らから「発達障害に関する東アジア・ASEAN経済研究センター・プロジェクト(ERIA)」でインドネシア訪問について報告を伺いました。

【「発達障害に関する東アジア・ASEAN経済研究センター・プロジェクト(ERIA)」概要】

・実施期間:2021年12月から2023年11月まで2年間。予算2600万円。
・研究対象:東南アジア10か国の発達障害者施策に関連する政府機関、障害者団体、研究者など。
・研究方法:資料調査、個別及びグループヒアリング調査、ワークショップ&研修の実施
・成果物:東南アジアの発達障害者に関する保健医療政策一覧、発達障害者の家族に向けた研修ガイドラインの作成、特定国で発達障害者施策に関するアクションプランの作成
・研究体制:事務局 独立行政法人国立重度知的障害者総合施設のぞみの園、LSPR大学(インドネシア)
      メンバー:佐野竜平(法政大学教授)日詰正文(国立のぞみ園研究部長)、
       Dr. Rudi Sukandar(LSPR大学研究・出版・コミュニティサービス部長)
       Ms.Candy Hernandez(LSPR大学国際関係・連携部長:ASEAN 広報ネットワーク事務局長)
      アドバイザー:市川宏伸(日本発達障害者ネットワーク理事長)
      バックアップ:発達障害者議連、ERIA議連、厚生労働省医政局、大臣官房国際課、
       障害保健福祉部障害福祉課、ERIA事務局(インドネシア、ジャカルタ)

3月にフィリピン国、7月ベトナム国を訪問。インドネシア共和国には7月31日~8月4日まで訪問。
(訪問先)
①発達障害に関するインドネシア・日本円卓会議、②インドネシア政府・大統領府③ERIA事務局④アセアン事務局⑤在インドネシア日本大使館・アセアン日本政府代表部
⑥インドネシア自閉症協会⑦自閉症地域ケアセンター

日本の取り組みを大変評価され、今後の支援・交流を強く望まれています。
ジャカルタ円卓会議勧告には「インドネシアと日本の発達障害者とその親、国会議員、政府関係者、学術研究者、その他関係者の間で、学術的根拠、関連政策、課題や成果を踏まえて、発達障害に関する知識と経験を共有し、さらに交流を深めること」と書かれています。今後「発達障害議員連盟」としてもしっかりかかわり、共に支援の活動に取り組んでまいります。