新型コロナ禍で久しぶり、元気な娘との時間が持てました。(3日)娘の誕生日には緊急事態宣言で会えませんでしたが、ドリア・お蕎麦・果物・ケーキなど一緒に食事をとれました。よく目が合います。

9月で34歳になりました。2歳の時に重度の障がい児と診断されましたので、月日が経つのはあっという間で感無量です。
小さい頃はよそ様の子どもと比べて、普通の子だったらどんなに良かっただろうと何度も思ったものです。しかし、いつの間にか娘を育てるエネルギーが同じような悩みを持つ皆様の支えになったらとの公(おおやけ)のエネルギーに変わっていきました。娘を通じて実にたくさんの友人が出来、そして大切な生涯にわたる人脈を拡大する事もできました。

皆様に感謝すると共に、議員という使命をいただき、また厚生労働副大臣・ワクチン接種担当内閣府副大臣として、この1年間、国民の命と健康を守るために働く事が出来るのも、全てに意味がある事をあらためて実感致しました。

娘と会うたびに、こうした原点に戻れます。議員1年目(2008年)の手記を読み返し、これからもハンディをもった方々とその家族の皆様が少しでも笑顔になれますよう全力で頑張ってまいります。
(平成20年4月の手記  手をつなぐ育成会機関紙掲載)
『平凡な事が幸せ 障がいの娘が教えてくれた使命の人生』

https://www.yamamoto-hiroshi.net/wp-content/uploads/2014/11/hibiki0804.pdf