3日夕方、広島市安佐北区にある一般社団法人古民家再生協会広島の貴船一樹代表理事(キブネ建設社長)を訪問。
一般社団法人古民家再生協会広島では古民家や古材を通じて、失われつつある日本の伝統建築を守り、先人たちの知恵を次世代へ継承することを目的として発足。
また貴船さんは、安佐北区可部地域の「可部古民家情報バンク」事業を立ち上げました。運営団体は「可部夢街道まちづくりの会」。
「山里の恵みと旧雲石街道の風情が同居する町・可部。当時の面影を遺す町並みに人々の暮らしぶりも溶け込んでいます。古き良き可部地区の地域資源でもある古民家や町屋を次世代へ、受け継ぎたい。そんな思いで」取り組まれています。平成31年度広島市の「区の魅力と活力向上推進事業補助金交付事業」にも指定されました。(3年間の事業)
具体的な活動として、「かべ空き屋・古民家応援隊」を2019年8月可部住民で結成。古民家数の調査や古民家や空き家の利活用の推進、まちづくり活動を実施。
さらに「まちづくりDIY講座」を2020年8月開講。単なる道具の使い方や物作りだけでなく、可部の歴史や町並みを学び、地域に必要な物を作り展示する事で、可部に愛着を持ち積極的に関係してもらえるような取り組みです。コロナ禍で延期していた時期もありましたが、11月の講座は定員の2倍以上の申し込みです。
可部での取組みが他地域のモデルになるよう情熱をもって活動されている貴船さん達を応援してまいります。貴重なお話しを伺い、ありがとうございました。