新型コロナ対策を加速する2020年度第3次補正予算案は、28日夜の参院本会議で採決され、賛成多数で可決、成立しました。
一般会計の追加歳出は21兆8353億円。

本会議に先立ち参院予算委員会では、総括質疑を実施。公明党の谷合正明参院幹事長と三浦信祐参院議員が、新型コロナウイルスワクチンの接種体制や心のケアの充実、休業支援金の申請期限延長など訴えました。

谷合氏は、ワクチンの円滑な接種に向け、接種の手順や場所、スケジュールなどを国民に分かりやすく説明するよう要請。さらにワクチンの安全性・有効性について正確な情報提供に努めることや、接種全般の問い合わせに応じるコールセンターの運用に万全を期すことも求めました。河野大臣は国のコールセンターについては、「来月の設置をめざす」と明かしました。