令和2年度港湾予算が31日決定。島根県の重要港湾浜田港は14億円。地方港湾 河下湊は5.2億円がつきました。

浜田港は原木の取り扱いに関しては日本海側の拠点港に選定され、県内唯一の国際貿易港(韓国釜山港との定期コンテナ航路やロシアウラジオストク港との国際RORO船)として地域経済を支えています。また世界遺産石見銀山をはじめ著名な観光資源が複数存在し、クルーズ船、イベント船も毎年寄港しています。さらには浜田港背後の立地企業として合板の製造工場やロシア向けの中古自動車、製紙業の石炭ヤード、中国地方の発電所(バイオマス・風力・メガソーラー)など大きな経済圏となっています。
近年は、コンテナ船舶の大型化してきたことや荷役機械の大型化、福井地区のチップを取り扱うヤード不足解消、コンテナ航路の拡充など港湾の整備が課題となっています。
2016年には浜田港を視察し、物流拠点の港湾の整備を痛感。国交省に働きかけてきました。

島根県浜田港視察③物流拠点の整備へ!(島根県浜田市)

島根県の浜田港福井埠頭の視察のため浜田市へ。(22日)途中、浜田港を活用する企業(日本製紙・しまね森林発電)を視察して現状や要望等伺ってきました。。 公明党の浜田…

【浜田港令和2年度事業費と概要】

事業費 14億円。 
(福井地区)
・防波堤(新北)整備事業 事業費9.3億円〔令和6年度完成目標、総事業費170億円〕
・予防保全事業:事業費4億円(岸壁:水深12m)(改良)

【河下港令和2年度事業費と概要】

河下港は戦後には国内有数の石膏の積出港として栄え、現在石材、LPG、フライアッシュを取り扱っています。
事業費 5.2億円
(垂水地区)
・国内物流整備事業(水深7.5m):事業費5.2億円
〔令和4年度完成目標、総事業費95億円〕