公明党過疎地に関するPT(座長:山本ひろし)として、2日長野県へ。

来年の過疎法改正に向けて、PTとして今まで岡山県・島根県・高知県・長崎県など各地を視察しています。その一貫で、長野県を訪問・現地を視察し、課題・要望を伺います。PT事務局長で地元の太田昌孝衆院議員も同行。

山ノ内町の町役場へ。過疎対策の取組みについて、竹節町長、小松副町長から伺いました。

山ノ内町(やまのうちまち)は、長野県の北東に位置する町。志賀高原や湯田中渋温泉郷などは観光地として有名です。人口1万2251人(令和元年12月現在)。面積265.90㎢。

海外からスノーモンキーの認知度高く、外国人宿泊数が昨年約9万人と2014年の2万8千人から約3倍。1999年1200人から約70倍以上の伸び。

インバウンドへの取組みとして海外プロモーション活動・国立公園満喫プロジェクト・多言語解説整備事業など展開。今後さらに国際的な観光地めざし、WI-FI環境などの整備を進めるそうです。今回の新型コロナウイルス感染症で2月からキャンセルが続出。3万6千人分のキャンセルが出ており、村の切実な声も伺いました。

この後、「WAKUWAKUやまのうち」の取組みについて見学。2000年代、スキーブームが去り、観光需要が低迷。地銀がリードし地元街づくり会社を設立。ファンド資金を供給し、温泉街の空き店舗や廃業旅館のリノベーションを実施。

(株)WAKUWAKUの監査役の西尾さんから概要を伺いました。  

湯田中温泉「かえで通リ」をインバウンドの観光客の滞在時間を整備。旧青果店や旧洋品店、旅館などの遊休物件を活用し、地域の文化などを踏まえたリノベーションによって、必要な機能を補完する店舗をオープン。旧洋品店がカフェ&スペースに。その場所で概要をお聞きしました。

また旧青果店がビアバー&レストラン「HAKKO」に。地元食材×発酵文化で、美味しい昼食をいただきました。
大変魅力的な取組みで大変参考になりました。