12日、午後から「2019年第14回KHJ全国大会in 北海道~KHJ全国ひきこもり家族会連合会・実践交流研修会」が札幌市内で12日、13日と開催されます。
。KHJ全国ひ きこもり家族会連合会は、1999 年に設立.。現在では 全国規模のネットワークを持つ唯一の当事者 団体(家族会)として、活動をしています。

2007年以来取り組んでいるひきこもり支援。全国大会は2008年から毎年出席していますが、第14回目となる全国大会は北海道で開催され、
大型台風19号が日本に向かう中、全国から大勢の皆様が参加されました。公明党から地元の横山信一参院議員、阿知良道義、丸山市議らも参加。

今回のテーマは「ひきこもり者が生きる力を育む~地域共生社会に向けて」。
主催者の伊藤正俊共同代表からの挨拶の後、来賓を代表して挨拶しました。(下記挨拶の主旨)

2007年5月にはじめて家族会の方と会い。ひきこもりの事を知りました。当選した2007年国会で初質問以来、ずっと国会でも取り上げています。
舛添大臣、民主党政権の長妻大臣、野田総理、安倍総理等など。それにより全国にひきこもり支援センターの設置や生活者困窮者支援法の枠組み(平成27年改正)での支援が広がりました。

2017年決算委員会では40代以上の中高年のひきこもり実態調査を質問。当時の加藤大臣が約束をしていただき、予算がつき、本年内閣府調査として61万3千人の調査結果が公表されました。

川崎、練馬の事件で大きな注目をあび、8050問題がクローズアップされました。公明党としてもKHj家族会のヒアリングや現地視察を行い、政府に提言。

就職氷河期支援の中でひきこもり支援も大きく拡充。世帯単位の支援やアウトリーチ型支援の充実やさらには居場所・就労、断らない支援等など来年度予算も拡充されてきました。地域の複合的課題や制度の狭間を地域で支えあう地域づくりにやっと光があたってまいりました。

ひきこもりに関する知識や、その理解と対応など、20年以上に亘り培った経験を持つKHJ全国ひきこもり家族会連合会の皆様の果たす役割はますます重要となってまいります。
私も、皆様方と連携しながら、今後の新制度の定着に尽力してまいります。まだまだ課題が山積しておりますが、更なる支援体制の充実へ、全力で取り組んでまいります。