ジュネ-ブ市内にある児童養護施設 青少年基金「フォワイエ・ドゥ・ギリー」を視察。代表団から副団長の高野光二郎参院議員(自民党)・太田和美衆院議員(民進党)と私の3人で参りました。

施設の副所長のキリガー氏から施設の概要や活動内容を紹介いただき、施設内を見学。

青少年基金はジュネーブ州の法令に基づき1958年に設立された青少年保護・教育のための公的基金です。基金の目的は家庭に留まることができない18歳までの子ども、若き大人のために、必要な教育と保護を提供しています。

多様な事情に応じ、緊急の短期滞在から数年の長期滞在まで対応可能な施設を提供。

キリガー副所長が担当する宿泊施設は3つ。

  1. スピラル(13歳~18歳、8人)
  2. オディセイ(0歳~10歳、8人)
  3. シュエット4歳~14歳用(8人)

其々の施設を見学。子ども達は個室で家庭的な雰囲気で伸び伸びと過ごしていました。また一人一人の担当が決まっており、教育面や生活面の決め細やかな支援がなされています。家庭に戻す事をめざす為の支援の連携や就労・学業支援なども配慮されています。

今回の視察を今後の日本の社会的養護の支援に活かしてまいります。