第2回かがわ・山なみ芸術祭2016綾川町エリアは、4月29日~5月22日の会期でスタートしています。

場所は、香川県の山間部・綾川町、旧枌所小学校「モノハウス」エリア。棚田の風景が広がる「田んぼの学校エリア」、牛が自由放牧されている「竜雲少年牧場」エリアに分かれ、変化に富んだ景観を見せてくれます。

“今”との対話―Dialogue with Now―』というテーマの下、約40組のアーティストが滞在制作しました。

地域の人々と関係性を構築する手段として「芸術祭通貨―LiFE―」を導入。アーティストと地域の人の「創造力」が循環する仕組みをつくります 。障がい者の施設である竜雲学園の方々(竜雲少年牧場)も参加されています。
                                     
   
旧枌所小学校「モノハウス」エリアでは、「天下統一プロジェクト香川編」のアーティスト 天歌布武 信長さんの作品を鑑賞。(30日)

また前回お会いした田村香織さんの「HAReGI In AYAGAWA」の衣装の魅力。峰崎真弥さんの「ギャラリーマヤカワ3016」など多彩な内容に新鮮な驚きがあります。実行委員長の倉石文雄氏とも懇談。

「田んぼの学校エリア」の数々の作品。「竜雲少年牧場エリア」の自然豊かな風景には心癒されます。

綾川町エリアキュレーターの浅見俊哉氏(写真家)から竜雲少年農場の利用者の方々との作品「Sunligt FLAG Project2016」を伺いました。自分の思い出の品や体の一部をモチーフに、太陽光で焼き付け制作されました。

「かがわ・山なみ芸術祭2016」は、香川県の山間部を舞台とし、エリアの特性を十分に引き出しながら、地域、アーティスト、行政の願い力を結集し4月9日から11月13日まで下記内容で開催の予定です。3市2町(高松市・観音寺市・三豊市・綾川町・まんのう町)のエリアで、地元在住の美術家と地域社会が主体となった民間主導によるボトムアップ型の催しで、100人のアーティストが参加。浅見さんや田村香織さん(衣裳家)も関東からの参加です。素晴らしい内容です。是非皆さん、ご参加ください。

(3月訪問のブログ)
https://www.yamamoto-hiroshi.net/archives/2016/03/post-15452.html