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公明党障がい者福祉委員会として精神障がい者が地域で安心して暮らせる環境整備へ、世田谷区にある東京都立松沢病院を視察しました。(25日)高木美智代委員長(衆議院議員)、輿水恵一事務局長(衆議院議員)と山本ひろしが参加。

斎藤正彦院長らの病院の概要説明の後、救急・急性期病棟、合併症病棟、社会復帰病棟を見学。松沢病院は、100年以上の伝統がある精神医療の専門病院です。入院890床。外来450人。職員数675名(内、医師は58名。看護要員496名など)。

入院病棟では、他の診療科に比べて医師などの人数が少なくされている全国的な実態を伺いました。特に夜間と救急、検査体制、薬剤の管理等で人員が少なく、十分な治療が難しい点等など。

意見交換においては、精神障がい者が地域で生活をするためのケア付き住宅や生活訓練施設のあり方や危険ドラッグの対策など伺いました。

本日の視察で伺った点を今後の精神障がい者の方々が地域で暮らせる社会基盤づくりの施策や精神医療現場の人員確保等についても反映できるよう、尽力してまいります。