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年次総会の総務会の第2セッション(総務対話)が16時から始まりました。約3時間の会議です。総務対話とは、AfDBの政策やアフリカ課題に関する特定のテーマについて総務間で議論を行うものです。

今回は「今後の50年・我々が望むアフリカ」のテーマで加盟78か国の全総務が出席。

  1. 戦略的な政治的リーダーシップ
  2. 地域統合
  3. 生産的雇用と機会
  4. 紛争と脆弱性

の4つのセッションと全体の会合に分けて開催されました。

日本は3番目の生産的雇用と機会のテーマで20か国の総務と議論。最初に私が発言させていただきました。『アフリカの未来は若者と女性である事。初等中等教育の質向上や職業教育・企業家支援を充実させる為民間セクターが必要とする人材育成の重要性。若者と女性の力を生かすために民間セクターの支援のために、日本は5年間で10億ドルから20億ドルの倍増を表明したEPSAイニシアティブ等アフリカ諸国支援に取り組む事など』を訴えました。


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総務演説 / 総務会第2セッション

質問では具体的なアフリカ支援の事例や日本企業へ広報について聞かれましたので、ルワンダでの若者・女性支援(ICT、洋裁研修等)の事例や6月東京で開催される日・アフリカビジネスフォーラムについて言及しました。


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総務対話(発言) / 総務会第2セッション

「アジェンダ2063」の中には「統合された人間中心の、豊かで平和的なアフリカ」とありますが、まさにアフリカの人々の願望実現に少しでも寄与できるように頑張っていこう!と決意した総務対話でした。