公明党 参議院議員 山本ひろし

公明党
No.4197

困窮被災者の生活再建支援の現場(PSC)視察(宮城県仙台市)


PSCの方々と


PSC



立岡常務理事


PSCの活動を伺う


地元石橋県代表(県議)と共に一般社団法人パーソナルサポートセンター(PSC)を視察。本年1月の訪問に続いて2回目。

立岡常務理事・高木生活支援部長・児島就労支援部長・佐藤総合相談センター長らから現状の取組みと課題・要望について伺いました。

一般社団法人パーソナルサポートセンター(PSC)は、様々な専門分野の団体(10団体)が集まり、設立された法人。様々な悩みを抱えた人たちに伴走型の支援を行い、就労と生活再建の手助けをしています。

①生活支援事業
スタッフ(絆支援員)が、仙台市内の仮設住宅に入居された世帯(5か所500世帯)を定期的に訪問することで見守り支援の実施。(安心見守り協同事業)国の緊急雇用対策事業を活用し、担当地域での自殺や孤独死を防いでいます。
緊急度を5段階に分け、データーベースを構築し決め細やかな支援を進めています。

長期の仮設住宅の生活環境の中、うつ病等メンタルなケアの必要性のある方や生活困窮者が増え、個別支援の必要性が多くなりました。

その為、総合センター「わんすてっぷ」(困窮被災者向けの生活相談)を創設し、6名の専門性をもった担当者が対応しています。

9月は22件の相談がされ、内9件が住居がなく野宿の方でした。相談は仮設住宅以外の方々も増え、最後のセーフティネットの役割りになっています。

②就労支援事業
仮設住宅に入居された方の仕事づくりや生きがいづくりを実施する事業。(2,011年12月スタート)

この事業の拠点である「コミュニティ・ワークサロンえんがわ」にて、様々な就労体験・訓練のイベントを実施しながら、仮設住宅に入居されている方が仕事や生きがいを見つける手伝いをされています。


就労支援相談センター


就労支援相談センター


また困窮被災者等向けの就労マッチングとして就労支援相談センター「わっくわあく」。

平成24年度 209人の相談で就労決定者は86人。就労決定率は41.1%。今までの累計相談数352人。内就労決定者150人。(42.6%)と大変決め細やかな支援で就労に結び付けています。


就労準備センター「わあくしょっぷ」にて


そして本年7月より就労準備支援センター「わあくしょっぷ」をスタート。就労支援事業で就労出来ない困窮支援者等向けの就労準備事業で、現在33人が利用中。

①生活面(身だしなみ・生活リズム、金銭管理など)②社会面(コミュニケーション、協調性、マナーなど)③就労・作業・就活麺(就活スキル、仕事の理解・ハローワークの活用など)④精神面の段階ごとの就労準備を進め、2か月で3人が就労に結実。

約2時間現場の見学も含め、お話しを伺いました。データを活用し科学的、機能的に困窮被災者等の支援に取り組む活動に大変感銘を受けました。

要望は安定的な財源の確保と事業の継続支援。国が対応する必要があり、秋の国会で生活困窮者支援法の成立が急務といえます。今後の施策に結び付けてまいります。



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