<これまでの活動記録>

電子黒板とタブレットPCを使った授業を視察する(左から)古屋、山本(博)両氏=20日 徳島・東みよし町
公明党「IT技術活用検討プロジェクトチーム(PT)」の古屋範子座長(衆院議員)と山本博司事務局長(参院議員)は20日、徳島県東みよし町立足代小学校(宮原伸次校長、生徒数108人)を訪問し、総務省が実施する「フューチャースクール推進事業」の状況を視察した。

同事業は、学校現場における情報通信技術(ICT)の実証研究を行うもので、同校では2010年9月にスタート。児童全員に用意されたタブレットPCや、全教室に設置された77インチの電子黒板を使って多彩な授業が行われている。

両氏は、これまでの経過説明を受けた後、各学年の授業を教室内で視察。写真データを編集するアルバム作り、図形や英語の学習などで、児童たちが画面に向かってタッチペンを操作しながら、先生とやりとりする様子などを見て回った。

意見交換の席上、中川斉史教諭は「児童が興味を持って意欲的に学ぶ意識が向上した」とICTを活用する効果とともに、専門的な支援員の配置やモラル面を含めた情報教育の重要性なども強調した。視察を終えた両氏は「児童が生き生きと楽しく学ぶ姿を見て、ICTを利活用する重要性を感じた。全国にも広げていくよう取り組んでいきたい」と語っていた。

 (2012年2月21日付 公明新聞より転載)