提言の申入れ


官房長官に提言内容を



藤村官房長官と握手


懇談後、官邸記者にヒアリング


公明党災害対策本部(木庭本部長)・公明党障がい者福祉委員会(高木委員長)として藤村内閣官房長官に「災害時における障がい者(児)支援と今後の防災対策に対する提言」を申し入れを行う。

10月6日に障がい者団体16団体から要望を伺った内容が中心。
https://www.yamamoto-hiroshi.net/archives/fukushi/2011/10/06_2771.html

官房長官は、各関連部局に提言についてしっかり対応させる旨の発言があった

【官房長官申入れ12の提言】

①震災の障がい者の人的被害について障がい者手帳所持者をベースにデータを作成し被害実態を公表する事

②被災直後からの生活実態について「安否の在り方・災害時要援護者制度の有効性、避難所・福祉避難所・医療サービスの在り方等」を検証し今後の防災計画に反映させる事

③仮設住宅のバリアフリー化と寒冷対策について速やかに対策を講ずる事(浴室・トイレ等の改善等)

④情報の提供・相談支援について、早急な対策を。 ⑤就労・雇用のため支援策を講ずる事。

⑥移動支援(ヘルパー・移送サービス等)についての対策。

⑦内部障がい者への支援(特殊装具の備蓄、トイレの配慮等)

⑧福祉施設の復旧について十分な支援の実施(障がい児の利用施設の除染等)

⑨必要な人が成年後見制度を利用できるよう早急な対策を(現状は受任者不足や手続の煩雑さが壁・親族調査要件緩和等)

⑩グループホームの新設支援・被災したグループホーム・ケアホームの復旧を急ぎ、新設の推進。・町の復興計画の中に、障がいのある人達の住まいが位置づけられるよう自治体への働きかけを行う事。・賃貸物件の場合、再建や改修のための資金的な補助を。

⑪教育を受ける機会の保障・送迎等財政的支援・相談支援体制整備

⑫復興について
・復興計画策定の際、障がい者当事者団体等を必ず参加させる事
・震災前からサービス資源が乏しい地域が多い為、支援の新たなグランドデザインを作り長期的な展望に立つ支援