<これまでの活動記録>

「核廃絶サミット」の開催を求める党核廃絶推進委の浜田座長(手前左)ら=16日 外務省
 公明党の斉藤鉄夫政務調査会長と党核廃絶推進委員会の浜田まさよし座長、谷あい正明事務局長(いずれも参院議員、参院選予定候補=比例区)は16日、外務省を訪れ、岡田克也外相にあてた広島・長崎での「核廃絶サミット」開催を求める要望書を福山哲郎外務副大臣に手渡した。山本博司参院議員、党広島県・市議団が同席した。

 浜田座長は「核廃絶」は今、国際政治の現実的なテーマとなっていると強調。「唯一の被爆国である日本が、核廃絶に向けた強いリーダーシップを発揮する必要がある」として、原爆投下から70年目に当たる2015年に、広島と長崎で核保有国の首脳を集めた「核廃絶サミット」を開催するよう求めた。谷あい事務局長は「被爆者の平均年齢は75歳を超えている。被爆者たちの核廃絶への活動を、世代を超えて継承しなければならない」と訴えた。

 福山副大臣は「核廃絶への思いは与野党関係ない。皆さんの思いをしっかり受け止める」と述べた。

 (2010年4月17日付 公明新聞より転載)