早朝、外に出ると、ふっくらとしたぼたん雪が降り、一面銀世界。寒い1日。

国対役員会からスタート。午前中、「発達障がい者支援について」厚労省からヒアリングを受ける。


児童虐待・子育て支援に関するプロジェクトチーム(PT)勉強会


虐待防止に子守唄!マザースクールの提唱を伺う


午後から「児童虐待・子育て支援に関するプロジェクトチーム(PT)勉強会」(池坊座長)が開催。NPO法人日本子守唄協会代表の西舘好子さんの講演を伺い、意見交換を進める。

児童虐待による事件が後を絶たない中、母と子との絆、命の大切さを訴えてきたNPO法人「日本子守唄協会」西舘代表。子守唄の力で虐待に歯止めをかけようと全国キャラバンプロジェクトを開始している。

厚労省の統計では児童虐待相談件数は、平成20年4万2662件で過去最高を記録。9年前の3.7倍に増加している。専門家によると相談がないケースなど実際の虐待数はこの数倍に上るとみられている。

『児童虐待の増加は、物質的に社会が豊かになったがゆえに、「優しさ」「思いやり」といった母性のプラグラムが働きにくくなっているのではないかと』との指摘。


西舘好子代表


西舘さんは『虐待は罪を重くしたり通報を奨励したりしても決して減ることはない。「根本的解決」のためには母性を目覚めさせ、優しい配慮にあふれた社会を取り戻す事しかない。子守唄はそのためのツールであり、象徴』と訴えられた。

具体的な虐待防止策としてお母さんの教育『マザースクール』の提唱を提案されており、大変大事な視点であると痛感。

西舘代表の温かで説得力のあるお話しといくつかの子守唄を聞き、心が癒されるひと時となった。公明党としてもしっかり取組む事を確認した。