大島青松園


大島から望む瀬戸内海


13時55分の大島行きの船で大島青松園を竹内高松市議と訪問。2007年4月に初訪問以来、夏まつり等毎年訪れている。
(2007年初訪問)
https://www.yamamoto-hiroshi.net/archives/diary/2007/04/05_241.html

(2008年夏祭り)
https://www.yamamoto-hiroshi.net/archives/diary/2008/08/06_887.html


亡くなった方々の冥福を祈る


本年で100周年を迎えた青松園。(明治42年開設)入所自治会の森会長の案内で納骨堂にて、亡くなられた皆様へのご冥福を祈り、献花をさせていただく。








その後、会議室で森会長(徳島県出身)・野村副会長(高知県出身)と磯野盲人会会長(愛媛県出身)たちと懇談。意見交換を進める。
現在119名、平均年齢は約80歳。90歳以上が12人と高齢化が進む。

前回の訪問(2008年3月)のさい要望のあった整備計画は、自治会の要望通り、山斜面を切り崩し整備計画の予算が増額し、平成19年度予算分としてこの10月完成し、14名が引越し入居が始まる報告を受ける。

その後、厚労省との交渉・厚生労働委員会での質問などを通じて整備計画は要望通り実現した事は本当に嬉しい限りである。

(2008年3月訪問)
https://www.yamamoto-hiroshi.net/archives/diary/2008/03/29_719.html

(厚労委員会での質問)
https://www.yamamoto-hiroshi.net/archives/diary/2008/12/09_1049.html

また船の便に関しても、職員の夜間などの対応の要望があったが、2便増え9便となり、救急など緊急対応が可能となった点も嬉しい報告である。

今後の課題しては、
①認知の方々が増えており、介護の職員や医師の人数を減らす事なく、安心した対応が最後の1人まで取れるように要望される。
②将来構想は唯一の離島療養所で陸続きの療養所と違い、施設の新設などの利用が難しく、検討委員会でも大変難しく有効な利用法が見つかっていない現実がある。入所者の思いはとして最後まで永住出来る医療体制がまず求められている。ただ今後、国・県・市と連携をしながらの模索が続く。


館内放送


島全体に放送する館内放送で本日の来島目的と今までのハンセン病支援の公明党の取組み等について挨拶をさせていただく。








その後、整備計画で新しく建設された夫婦寮5室・独身寮4室を案内いただく。10月15日から入居の予定で、木の香りと真新しい施設。夫婦寮を見学したが、明るくスペースも広く、森会長からは「シティーホテルのようで、このような場所に住める事は夢のよう。」との言葉に安堵感とともに会長達の長年のご苦労を感ずる。

夕方の便で大島を後にし、高松港に戻る。夜は地域の小単位の会合に参加。日頃の御礼と明年の参院選勝利へ大拡大運動に取組む事や本日250回の街頭演説を実施・目に見える形で日常的に公明党のアピールをしていく事などを報告する。