22日、一般社団法人 香川県腎臓病協議会 第14回通常総会が高松市内にて開催されました。公明党から春田敬司高松市議が理事として出席。
総会では物故者への黙とう。南原義秋会長の挨拶の後、来賓として登壇
慢性腎臓病の患者は1,300万人を越えるといわれ国民病の一つに挙げられています。
現在透析患者は約35万人で、年間数千人増加しています。35万人の患者のうち、10年以上透析を続けている患者は約9万人。高齢化の急速に増え、65才以上の患者は全透析患者の60%を超えています。香川県は2500名。平均年齢は69歳。
介護が必要な患者が増加しており、医療・福祉サービスの拡充が求められます。また毎年3月には「腎疾患総合対策」の早期確立を要望する嘆願書を持参されて、全国から国会に来られています。
挨拶では、「①透析患者の質の向上に向けた医療や介護に関わる職種の連携した取組みの推進
②透析患者の治療と就労の両立のための支援対策や送迎支援
③広域災害発生時において、人工透析を治療を受けられる事ができるよう国・地方自治体が連携した災害対策への取り組み
④臓器移植の推進など等について、国・県・市の連携で対応を進めていく事など」お話ししました。
表彰で功労賞に高松市立みんなの病院 元幹事 福崎和義さん。風雪賞として、透析導入20年から45年の方々が受賞されました。