18日は終日島根県廻り。午後、松江市内の社会福祉法人みずうみを訪問。松江市の田中明子市議・太田哲市議が同行。

岩本雅之理事長、岩本千代室長から法人の取組み「グリーンスローモビリティ(電動カート)で広がる、~Re×hope(り・ホープ)が教えてくれたこと~」について伺い、意見交換。

法人は高齢者福祉(特養、デイサービス、短期入所、訪問介護・看護)、障害福祉(就労、相談、保育事業(保育園など)子どもから高齢者・障害者まで支援されています。公益事業部を創設。2018年にグリーンスローモビリティの実証実験をスタートして6年目。人口約1万2千人の法吉(ほっき)エリアにおける高齢者の足として、始めた取り組みです。

そこに住む住民が地域社会において再びを希望をもって生活できる事を願い、Re×hope(リ・ホープ)と名付けたそうです。
小さな拠点「地域共助型モビリティRe×hope(リ・ホープ)基地局」を軸にデマンド運行、移動支援+買い物支援+居場所づくりが進んでいます。

時速20キロ未満で走るモビリティ。現在登録者413人。利用者、月約200人。

利用者は自宅から電話をかけると、Re×hope(リホープ)が自宅まで迎えに来てくれます。利用者カードを提示し、病院や保育園やお店へ直行。
用事が終わり電話でまたRe×hope(リホープ)が来て自宅まで送り届けてくれます。

運営を持続可能な取組みにするため、天井広告など企業から広告を募集。また地元の企業や団体が協賛して支えておられます。

またRe×hope(リホープ)の運行の関わる全ての業務において、障がい者自らが創意工夫を重ね、夢や希望ある雇用の場(ネクストステージ)を創造し、推進する職員
Re×hope(リホープ)ネクストステージ推進員を採用。障がい者も高齢者も地域共生社会の支え手にもなっています。

素晴らしい取組みに感動しました。実際、グリーンスローモビリティ(電動カート)で周辺を一周し、体感もさせていただきました。
ありがとうございました。

今後こうした取り組みが全国に横展開出来ないか、国土交通省、厚労省、環境省、内閣府などと連携し、検討してまいります。