医療的ケア児の全国家族会の全国医療的ケアライン(アイライン)主催で全国フォーラムが都内で開催されました。(18日)
「医療的ケア児支援法施行から1年を祝い、私たちの思いを伝えよう」との思いで企画されました。全国47都道府県のうち、22の都道府県が直接参加。
25の府県がオンラインでの参加です。

第2部のシンポジウムに国会議員を代表して参加しました。
司会は内多氏(もみじの家)と村尾さん(広島県こますネット副代表)

第2部シンポジウムのテーマは「医療的ケア児の通学と親の付添いは、今」
   (登壇者)
 ・自民党  野田聖子衆院議員、  公明党 山本博司参院議員、  立憲民主党  長妻昭衆院議員
 ・文科省 生方企画官、厚労省 栗原室長、内閣官房 山口参事官。

医療的ケア児が通学する際、学校の付添い、送迎の付添いが求められるケースが多い実情があります。
ガイドライン調査結果のコメントと地域間格差の是正について下記発言しました。

  (ガイドライン調査結果コメント)
「愛媛県家族会の皆様の声をお伝えし、全国1815の教育委員会の内ガイドラインがない地域は1565(86.2%)であり、今後、教育員会に最新の情報でのガイドライン策定を促す事。
さらには学校内に「医療的ケア安全委員会」の設置。看護師、教職員向け研修と保護者の啓発を進める事」を話しました。

 (地域間格差是正について)
①予算の増額と地方負担を少なくする支援
(・厚労省:医療的ケア児総合支援事業 令和3年 2億円 令和4年 4億円 令和5年予定4.8億円:地方負担減らす地域生活促進事業に1/2地方)
(・文科省:医療的ケア看護職員配置事業 令和4年 26億(3000人分) 令和5年予定 41億(3740人分) 地方2/3)
⓶公明党3000名のネットワークで地域格差是正へ議会質問、要望の実施

最後にまとめとして中川史副代表(広島県)、野田聖子議員から発言があり、シンポジウムは終了となりました。

医療的ケア児支援法施行1年。まだまだ課題は多いですが、全国の家族会の皆様の熱い思いを受け止め、全力で取り組んでいく決意をさらに固める事が出来ました。
皆様とお会いし、勇気と元気をいただきました。ありがとうございました。