2日午前、香川県丸亀市の今治造船(株)を訪問。檜垣和幸専務と懇談。地元丸亀市の内田俊英・福部正人両市議が同席。

今治造船は造船専業メーカーとして、各種船舶の建造・修繕を行い、瀬戸内海を中心に、3つの事業所と10 の造船所で年間90隻以上の船舶を建造しています。今治造船グループの建造量は日本1位、世界でも常にトップクラスに入る企業群です。

丸亀工場は、世界で最も競争力がある、長さ600メートルを超す最新鋭のドック。国内最大級の大型ドックで、ドック設備の慨要は長さ610m・幅80m、深さ11.7m。2万TEUの超大型船(約400メートル)を建造する造船所で、最新鋭のロボット技術など生産性向上に取組んでいます。2016年9月に石井国交大臣、2020年9月には赤羽大臣が丸亀工場を視察されています。

新型コロナの影響、中韓との競争、鋼材の高騰、令和4年度予算内容(デジタル改革によるDX造船所の実現、海事分野のカーボンニュートラル推進)などで意見交換。

脱炭素を巡っては、国際海事機関が50年までに08年比で海運業界からの二酸化炭素(CO2)排出量を半減させる目標を掲げています。

国内造船各社は液化天然ガス(LNG)やアンモニア、水素など様々な燃料を使った最先端の船の開発を進めている現状も伺いました。引き続き、日本の造船業・海事産業を支援してまいります。