10日午後、目黒区内にある 児童発達支援・放課後等デイサービス ガブリエルを地元飯島和代区議と訪問。

運営するNPO法人ガブリエル 松尾 由理江理事長と医療手ケア児支援で懇談。「ガブリエル」は天使の名前で、子どもを守る天使として知られています。

松尾理事長とは目黒区の障がい児の療育機関では働かれていたころから交流があり、昨年2月に開催された「全国重症児者ディサービス・ネットワーク第6回全国大会㏌東京」でも鈴木由夫代表理事らと共にお会いして以来1年ぶりとなりました。

NPO法人「ガブリエル」は、目黒区やその周辺地域で、重症児や医療的ケアが必要な子どもたちのための施設で3月に、オープンしたばかりです。定員は1日5人で、ゼロ~18歳の子を受け入れます。看護師や保育士、児童指導員が常駐し、遊びやレクリエーションを通じた療育を提供します。目黒区の医療的ケア児は約50名。18名が登録されています。
松尾さんは、障害児の療育機関で相談支援に携わっていた8年ほど前、医療的ケア児を自宅で24時間、休みなく看護する親たちの姿を見て、家庭外に居場所が必要だと思ったそうです。
自身も13年前、3番目の男の子を病気のため、生後2日で亡されました。「生きていれば、同じ状況になっていたかもしれない」。人ごとと思えず、施設をつくろうと決心されたとの事。
情熱を持たれ取り組まれている姿に大変感銘を受けました。新型コロナ感染対策、経営者として人の手配と共に医療的ケア児の今後の課題など伺いました。
今回の報酬改定や医療的ケア児の法整備など環境が大きくいい方向に進んでいる事に感謝されていました。今後とも国、都、区の連携で施策を進めてまいります。