特別展「あるがままのアート~人知れず表現し続ける者たち~」関係者内覧会が3日、東京芸術大学大学美術館で開催。
世界的に注目を集める「あるがままのアート」の世界を、近年国内外で注目を集めるアーティストたち総勢25名の約200点の作品が紹介されています。

東京芸術大学 大学美術館長の秋元雅史氏、社会福祉法人グローの学芸員横井悠氏等の案内で鑑賞。

共生社会実現への関心が国内外で高まる中、障がいの有無に左右されず、人知れず表現し続ける人たちが創るあるがままの表現、その作品から垣間見えるアーティストたちの人生を、NHK ワールド・Eテレなどで放送中の「no art, no life」、2017年から放送を続けている「人知れず表現し続ける者たち」シリーズの映像と共に紹介されています。

独学で独自の世界を創造するアートの作品は、美術の世界ではアール・ブリュット、アウトサイダー・アートなどと称されます。

日本の場合、その担い手は知的障がいや精神障がいのある人も多く、自宅や福祉施設で創作活動に取り組むため、作品がなかなか世に出てこない傾向がありますが、圧倒的な迫力に満ちあふれています。感動のひと時です。是非ご覧なさって下さい。(下記開催概要)

【開催概要】*入場は事前予約が必要となります。詳細はイベントURLをご覧ください。

会期 2020年7月23日(木・祝)〜2020年9月6日(日)
会場 東京藝術大学大学美術館 本館 展示室1、2
住所 東京都台東区上野公園12-8 [公式アクセスMAP]

時間: 10:00〜17:00(最終入場時間 16:30)
休館日 :月曜日 8月11日(火)※ただし8月10日(月・祝)は開館
観覧料 :無料
TEL 03-5777-8600(ハローダイヤル)
URL https://www.nhk.or.jp/event/art2020/