28日 宇和島市津島町の 企業組合津島あぐり工房「あすも」 代表理事 山下 由美さんを訪問。地元宇和島市の3人の市議(松本孔・我妻正三・畠山博文)が同行。

山下さんは、農家に嫁ぎ就農。農家女性4人で農産加工施設「津島アグリ工房」を立ち上げ、地域に残る伝統の麦味噌づくりを中心に製造販売をスタート。平成24年法人化、「企業組津島アグリ工房」として農産加工部門に加え、店舗部門「あすも」をオープン。

「昔ながらの生活習慣や食文化を取り戻しませんか。」「良いものは残していきませんか。」「明日も一歩一歩私たちと。」と言う思いを込めて名付けられた「あすも」。

地域の伝統の味を残したいと取り組んでおり、地元で採れたて旬の野菜たっぷりのランチや手作りの麦味噌や米粉パンなどを販売。また、ランチはドレッシングまで全て手作り。さらに、店内はイートインスペースを完備。そのほか地元農産物を使った料理、惣菜の販売や料理教室を開催し、お客様との交流を深めています。

一人暮らしの高齢者に食事と交流の場を提供しようと、、「ふれあいモーニング」を定期開催。その1 回目が本日28日。

私たちも焼きたてのパン・珈琲・サラダ・おむすび・卵料理など地元の食材の美味しいモーニング(朝ごはん)を頂きました。小学生以下は無料で大人300円。

宇和島は3人に1人が高齢者。はめての試みでも満員御礼の二回転で37名の来場者。多くは高齢者。何かが起きた時に支えあえるような地域を目指しての取り組みです。

“次世代に伝統の味を残す”“農家の女性の経済的自立”を目標として活動を開始してより、現在8人のスタッフ全て女性。移動販売車2台も南予地域を廻りフル回転。昨年の豪雨災害でも被災した吉田町の高齢者等のお弁当の宅配を半年間続ける等、地域の支えあいを担われています。

情熱あふれる山下さん達の取り組み・活動に大変感動し、共感致しました。伺った要望など応援してまいります。