日本アントナン・カーレム協会(会長=フレデリック・チバ氏)主催の「アントナン・カーレムゆかりの地 写真展とパネル展示」が明日から2日間、目黒区内にて、下記の慨要で開催されます。

本日(16日)はそのお披露目の会・レセプションが行われ、地元の斉藤やすひろ都議・佐藤ゆたか区議と共に出席いたしました。

18世紀から19世紀、フランス革命期に活躍し、今日のフランス料理の基礎を築いた「シェフの帝王」アントナン・カーレムのゆかりの地を写真でたどりながら、「食」を通して人類を結んできた先人のエスプリ(精神)を継承し、日仏の文化交流を一段と進める催しです。

本展は、まず昨年5月にパリで開催されました。フランス革命期から、料理で要人をもてなす席は外交の舞台となり、その最前線を指揮したカーレムは、知恵と技術で外交戦に尽力。彼の業績を今に伝える史跡の写真や、ゆかりの品々なども展示され、フランス文化の源流と精神に触れる内容となっています。

日本アントナン・カーレム協会のフレデリック・チバ会長や会場を提供された大東カカオ(株)竹内副会長から挨拶の後、交流会。
チバ会長夫妻の情熱と志に大変感銘を受けました。是非お時間のある方はお出かけ下さい。

【「アントナン・カーレムゆかりの地写真展とパネル展示」】

  • 日時:2017年5月17日(水)~5月18日(木)
    午前10時~午後5時 展示の見学ができます
  • 場所:大東カカオ株式会社 本社ビル5階
    東京都目黒区下目黒2-3-23 TEL03-3492-2288

【フレデリック・千葉氏(千葉好男)プロフィール】

1949年東京生まれ。1968年日本一の菓子職人めざして渡仏。80年パリに菓子店オープン。30歳で念願のオーナシェフに。

フランス三大菓子コンクールのひとつ、アルパジョン・ガストロノミック・コンクールで銅賞、フランス最大のシャルル・プルースト杯コンクールで金賞およびパリ市杯を受賞。そして1995年には、日本人初の「フラン料理アカデミー会員」に、日本人を代表するパティシエ。2006年にフランス国籍取得。フレデリック・チバの名で活躍する。

「お菓子とフランス料理の革命児 ぼくが伝えたいアントナン・カーレムの心」を鳳書院から出版。カーレムの心を伝えた本書で「グルマン世界料理本大賞」グランプリ受賞。