10日早朝の東京駅発の新幹線はやぶさ号・JR大船渡線経由で宮城県気仙沼市へ。

公明党宮城県本部として、東日本大震災を伝える施設「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」を井上副代表・庄子県代表(県議)等と共に視察しました。本日がオープンの日です。

この「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」は、震災当日まで宮城県気仙沼向洋高校の校舎として利用されていた建物に震災伝承館を加えた施設です。

4階建ての旧校舎には高さ12mの津波が最上階床上まで押し寄せ、生徒約170人は内陸に避難。校舎に残った教員ら約50人は屋上に逃げて無事だったそうです。

隣接する伝承館(鉄筋平屋、約1295平方メートル)は、大型スクリーンで津波の脅威を伝える映像シアター、語り部や映像で被災者の思いに触れる講話室、防災教育に活用する体験交流ホールなどを備えます。

津波の凄まじさを改めて痛感。また被災者の思いや震災直後の中学卒業式の場面等、涙涙で画面を見ていました。

震災を風化させない為にも、震災遺構・伝承館の必要性も改めて感じました。